印刷が上手く行かない場合は、以下のトラブルシューティングを参考にしてください。
レベリング(水平調整)
印刷を始める前に、プリントベッド(台)のレベリング(水平調整)を行いましょう。
レベリング(水平調整)とは、印刷土台を水平に調整することを言います。
土台が水平でない場合、印刷時のフィラメント積層にズレが生じることがあります。
GoofooCubeのレベリング方法については、取扱説明書の9「レベリング」をお読みいただくか、動画をご覧ください。
- Z軸を動画通りに正しく設置する
CUBE-3D Appの動画一覧にある "Assembly Turorial "を参考にご覧ください。

2. 画像のようにスジが見えないようにする

3.それでもネジ山が見える場合
それでもネジ山が見える場合は、締め付けが足りないか、垂直方向に組み立てられていない可能性があります。
一旦取り外し、動画を参考に再度垂直に差し込んでから締め付けてください。

4.各レベリングポイントの調整
各レベリングポイント(1~4 )で、わずかな抵抗があるまで同時に4個のネジを微調整する必要があります。
CUBE-3D Appのレベリングを開始し、それぞれのポイントで、間に挟んだ紙を引っ張ったときにわずかな抵抗を感じるよう、六角レンチを利用してネジを調整してください。レベリングには同梱されている水平調整用の用紙を利用してください。

【レベリング動画:日本語訳 ver.】
プリントヘッドの組み立て
組み立てた時に中途半端な傾きで取り付けられていると、正常に動きません。
水平や垂直を意識して組み立ててください。
1)GoofooCubeはポカヨケのデザインで作られています。
バックルに従って差し込み、しっかりと接着しているか確認してください。


2)次に、少し力を入れて「カチッ」という音がするまで右に回します。
※カチという音がした後にさらに力を加え続けると部品の損傷に繋がるため気をつけてください。


目詰まり
プリントヘッドのノズル部分でフィラメントが目詰まりした場合は、下記の手順を参考に目詰まりを解消してください。
1)GoofooCubeを予熱します。
2)フィラメント供給部のレバーを押し、フィラメントを力をコメながら送り込みます。
3)フィラメントが溶かされ、ノズルから出てくるのが確認できるまで続けます。
ノズルの外側で固まったフィラメントが溶けない場合は、次項の「クリーニングとメンテナンス」の「b) ノズルの清掃」を参考にして、清掃をしてください。


クリーニングとメンテナンス
本製品を使用する際は、強力な洗剤、消毒用アルコール、その他の化学溶液を絶対に使用しないでくださ い。ケーシングを損傷したり、製品の機能を損なう恐れがあります。
絶対に水中に沈めないでください。
やけどの危険があります 高温のノズルには素手で直接触れないようにしてください。
プリンタ部品のネジは絶対に外さないでください。無断で分解したり修理したりすると、プリンターが損傷し、保証が無効になることがあります。
a) 本体の清掃
3Dプリンターの外側は、乾いた柔らかい布やブラシで清掃します。
b) ノズルの清掃
ノズルの外側を掃除する
ノズルの外側にフィラメントが固まって取れない場合は、予熱でノズルを温めてから、無水エタノールを布に含ませて拭き取ります。
※無水エタノールとは濃度99.5vol%以上のエタノールです
※火気のない換気されている空間でご使用ください。

c) マグネットマットの清掃
マグネットマットの汚れをナイフでやさしくこすり落とします。ナイフで手を傷つけないよう注意してください。
d) 定期的にリードスクリューにグリスを塗布してください。
プリンターの電源を切り、押出機、プリントベッド、X 軸を取り外し、ニードルシリンダーでグ リースを塗布してください。次に、押出機、プリントベッド、X 軸を組み立て、プリンタの電源を入れ、" Printer "---->"Manual" を入力し、X、Y、Z 軸を手動で制御し、リードスクリューにグリースを均等に塗布してください。



フィラメントの挿入
フィラメントを供給口に挿入する際は、供給口の上にあるレバーをつまみながら挿入します。
フィラメントをうまく挿入できない場合は、フィラメントの傾きを変えて再度試してください。

Wi-Fi の接続
Wi-Fiを接続する時は、スマートフォンが2.4Ghzに接続されている必要があります。
5.0Ghzに接続されている場合は、2.4Ghzへ切り替えてから操作を開始してください。
スマホで利用中のWifi周波数を確認する方法
現在お使いのスマートフォンがどちらの周波数に接続されているかを確認するには、
スマートフォンのWi-Fi接続先の一覧を見て、SSIDの名前から判断します。
SSID中に「A」が含まれていれば「5Ghz」、「G」が含まれていれば「2.4Ghz」になります。
【例】Buffalo社のルーターを使用している場合は下記のようになります。
- SSIDが「Buffalo-A-XXXX」であれば、「5Ghz」接続
- SSIDが「Buffalo-G-XXXX」であれば、「2.4Ghz」接続
よって、GoofooCubeと接続する際は、SSIDが「Buffalo-G-XXXX」となっている接続先を選択してください。